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英紙デイリー・テレグラフによると、メイ英首相は21日、財界幹部らに、法人税率を主要20カ国・地域(G20)の中で最も低い水準に引き下げたいとの意向を示す。

次期米大統領に選出されたドナルド・トランプ氏は大統領選前に15%までの法人税率引き下げを約束していたが、メイ首相はこれよりも低い水準に引き下げる可能性があるという。

英国が現行の20%から税率を引き下げれば、欧州連合(EU)諸国からの企業取り込みにつながる可能性があるほか、法人税率が低いアイルランドの優位性を脅かす存在になる可能性もある。